しあさっての方向

本と音楽と酒と詩

僕の炎

皆がそれぞれにとってピッタリな場所にいたり、ピッタリな人と出会えたらいいけれど、なかなかそうはいかないよね。

ピッタリとした人もいる。例えば自分の会社のアプローチと自分の問題意識がぴったりフィットしてる人。自分と相性のいい人と出会えた人。それはとっても幸せな事。(そこにもそれなりの苦労はあるだろうけど)

そうでもない人もいるよ。むしろ、どこにもフィットできない事をエネルギーにしたり、フィットできない者同士、そのうまくいかない感じを共有する関係。レアな仲間と出会えた時には嬉しいけれど、僕らはそんなに無邪気には喜べない。

そういうのはきっと長続きはしないんだ。それは、わかってる。マイナス同士で響き合う関係は、きっと長続きしない。

でもどうすればいいんだろう。自分の大事な中心が「うまくいかないこと」にあった時。それをポジティブに変換する事って、ちょっと難しいよ。
(とりあえず悪口を少なめにしてみるけれど)

よく燃えない炭。よく燃えない薪。うまくいかないバーベキューのように、僕は自分の炎を見つめている。
何が足りないんだろう、酸素なのか、薪の組み方なのか。それとももっと根本的な何かが欠けているのか。

景気は良くないけれど、僕は僕の炎を燃やして生きていかないといけない。
ブスブスと中途半端な熱を発する炎と。