しあさっての方向

本と音楽と酒と詩

2012-10-01から1ヶ月間の記事一覧

随想 2012 秋

僕たちはかつて、 平和な時代に生きている事を、ある種の負い目に感じていた 生きる事がたやすくなったかのように錯覚して そんな生には、密度のようなものが欠けていると錯覚して 戦いや貧困と背中合わせになっていた時代と、そこを生きた人々を羨ましく思…

ボクシング 心の名勝負

ナンバーの企画に応募した文章です。(国内編) 第1位:鬼塚勝也×李 炯哲あの頃「疑惑の判定」と言われ続けながら、世界王者であり続ける事に病的なまでにこだわり続けていた鬼塚。 網膜剥離を患っての最後の戦いで見せた本来の攻撃的なボクシングと、壮絶…