しあさっての方向

本と音楽と酒と詩

2012-01-01から1年間の記事一覧

ほしいものは

住む所があって、働く場所があって、毎日のお酒とたまには少しだけ贅沢。旅行とか。 そして何よりも手に入れたいのは そういった生活が続いていくという安心感。 他人を蹴落としたり、近くの国とイザコザを起す事なく。働けと言われれば、キリキリ毎日働きま…

気がつくと

気が付くと 旅立って行く若者を応援したり ちょっと複雑な気持ちで見送る事が多くなってきた今日も新しい場所の為の履歴書の相談に乗りながら 後悔なのか 未練なのか 変な気持ちにとらわれていたもっと たくさん関わりたかった もっと 楽しい仕事が出来たは…

随想 2012 秋

僕たちはかつて、 平和な時代に生きている事を、ある種の負い目に感じていた 生きる事がたやすくなったかのように錯覚して そんな生には、密度のようなものが欠けていると錯覚して 戦いや貧困と背中合わせになっていた時代と、そこを生きた人々を羨ましく思…

ボクシング 心の名勝負

ナンバーの企画に応募した文章です。(国内編) 第1位:鬼塚勝也×李 炯哲あの頃「疑惑の判定」と言われ続けながら、世界王者であり続ける事に病的なまでにこだわり続けていた鬼塚。 網膜剥離を患っての最後の戦いで見せた本来の攻撃的なボクシングと、壮絶…

仲井戸麗市について、昔書いた文章

気が付けば、その人の名前をノートに書き連ねていた。 ただ、それだけのことで訳もなくドキドキした。(友達に見られたらどうしよう?っていうか本人だってそこにいるじゃん)あわてて消して、だけどその上にまた書いてみたり。かなり間抜けな行動。 教科書…

誰の五輪だろう?

ロンドン五輪が、もうすぐ終わる。 そんなに熱心に見た五輪では、なかったけれど。 テーマがはっきりしない五輪、ではなかったか。北京は「ボルトの五輪」だったような気がする。 あるいはフェルプス。いってみればモンスターの五輪。 でもロンドンは、そう…

目指すのは多様性だ

答えは一つじゃないという事を言う為に 僕はここにいる。やり方は一つだけじゃないという事を伝える為に 僕はここにきた。どんな人生だって、楽しくやれるはずだ。 少しだけ見方を変えれば 少しだけ考え方を変えれば抜け道は、どこかにある。アイデアとユー…

まだ、つかまらない

もう少し、僕は逃げる。逃げながら、どこかを目指す。荷物は荷物として、ある程度引き受けながら役割は役割として、ある程度は引き受けながら僕は逃げる。

take it

明日はきっと良い日だろうと 僕は思うでももし明日 雨が降ったらどうする? と誰かが言う もし明日 戦争が起こったら もし明日 会社が潰れたら お前はどうするんだ と誰かが言うお前は お前だけのお前じゃないんだ お前が そんなのんびりしてる事で 誰かが …

僕は紙プロに観戦記を書いた事がある

立ち読みで、プロレス雑誌「カミノゲ」を読む。巻末の山口日昇と吉田豪の対談が凄かった。一時期、聖書のように読んでいた「紙のプロレス」の元編集長、山口と その盟友のような存在(にみえた)吉田の、あまりにも赤裸裸な対談。興行の世界に足を踏み込んで…

しずちゃん

女子ボクシング。しずちゃん頑張ってるとは思うけど、 あのレベルで世界選手権に出るのは危険だなぁ。(スタミナはあっても、ディフェンスが全く出来ていない)そもそも3人しか出場者がいない時点で、 誰が勝ったとしても、世界に出すのはどうかと思うっす…

友情とは何か

「男と女の間に友情は成立するか」 学生の頃、誰かの下宿になだれ込んで朝まで語ろうとする時に、 そこに女の子が混ざっていたら、必ずそんな話題が上がった。 議論の為の議論をする為に、時には終電の時間を忘れさせる目的も併せ持ち、 もっともらしい経験…

よく頑張った!

夜中に目が覚めて「岳」の映画を見る。ものすごく原作のエピソードのパッチワークだったけど、それはそれで潔かったな。 (漫画読んでない人はどこまで楽しめたかな) 長澤まさみも小栗旬も、野暮ったい感じが生きていて良かったです。 「雪山も岩も(怖いか…