しあさっての方向

本と音楽と酒と詩

心の右手

心が急ぎ足の時
心が僕より鈍い足取りの時
心とリズムを合わせる為に 僕は苦労する
幼い子供の手を取るように 僕は心の右手を握る。


そんなに 急がなくていいよ
そんなに あせらなくてもいいんだよ
他人のスピードを 気にする事はないんだよ


幼い子供に声をかけるように
自分の心に声をかけながら
僕は僕の心の右手を握る