しあさっての方向

本と音楽と酒と詩

笑顔

太陽が気持ちよく照っているだけで
風が優しく吹いているだけで
ただそれだけのことで 君は笑っているんだね
君の笑顔が好きなんだ
 
何かを笑うんじゃなくて
誰かを笑うんじゃなくて
ただ自分のなかから にじみ出てくるんだね
君といる時の自分も好きになれるんだ
 
どこかの公園で
自動詞のように君が笑って つられて僕も笑った
意味もなく笑っていたよ
意味なんか忘れて 
僕ら笑っていたんだ
 
もっともっと カラッポになれたらいいね
そして君を入れられたら いいのにね