しあさっての方向

本と音楽と酒と詩

ルール

壊したいわけじゃない 破りたいわけでもない ルールを 自由になりたい 自由でいたいだけ ルールから

さよなら4月

平成が始まった年に、僕は高校2年生でした。井上陽水のCMが叩かれたのが、平成の始まりの出来事で、平成はつまり「自粛の時代」だったって誰かが言ってたけれど、本当にそう思います。 その時代の最後に、石野卓球がひとりで風穴を開けた意味はとてつもなく…

ルールとマナー

会社のエントランスには、セキュリティーの人が仁王立ち。 IDカードを首からかけていないと、呼び止めて注意する。 僕は、それが嫌いだからヘッドホンをして聞こえないふりで通過する。 首に何かをかけるのは嫌いだし、仁王立ちして注意する人も嫌いだ。 そ…

forget me not

頑張ることも、我慢することも大事だけれどもう ずいぶん頑張った気がするんだ 頑張って、我慢して、何をしたかった?頑張って、我慢して、どうなりたかった? 我慢しすぎると、忘れてしまうよ何もかも 諦めることに慣れて そこそこに慣れてそうでない人に …

sin-jidai

新たなものに期待したり、歓迎する気持ちの中には 何かを過去のものにしたい、無かったことにしたい気持ちが混ざっている。 もうそれは、平成のことだからと。 (新しい時代は、自分たちで作るものだよね)

お疲れ イチロー

団体競技の中で、個人競技をしているような人でした。名言はたくさんあるけれど、モノローグのように自分自身と対話しているような言葉が多く孤高でもあるけれど、何か一人で輪から外れていくような不器用さも感じていました。 そこらへんの所を聞いてみたい…

これも愛

休日。Apple Musicをサーフィンしていたら。 マーヴィン・ゲイが奧さんとの離婚慰謝料の為に制作したアルバム「Here My Dear」 邦題「離婚伝説」(!)に出会う。 Here, My Dear マービン・ゲイ R&B/ソウル ¥250 provided courtesy of iTunes すごく素敵な…

書評「不屈の棋士」

観戦記者による、棋士へのインタビュー集。タイトルから、難病とか逆境を乗り越えた棋士の話かとも思いましたが、違いました。コンピューター将棋や電王戦の戦いに、どう向き合っているのかをトップ棋士にストレートに聞くインタビュー本です。 不屈の棋士 (…

格闘技の青春

UWFの本はたくさん読んできたけれど、この本が一番です。 図書館で見つけて、一気に読んでしまいました。 こんなにフェアで、純粋な格闘技本は初めて読みました。 UWF外伝というタイトルだけど、内容は平直行の自伝です。 U.W.F外伝 作者: 平直行 出版社/メ…

nothing gonna change.

失敗した仲間に言うことは、いつでも同じ。 何も失われない。あるいは。失敗で失われるものもあるけど、それは取り返すことができる。 取り返せないものはない。むしろ、僕らはそれを伝えるためにここにいる。一つの失敗で取り返せないものは、もともと自分…

谷川俊太郎「世間知ラズ」を勧める

谷川俊太郎はあまりに多くの詩集を出しているから、何から読んでいいかわからないという人も多いと思う。 独断で言わしてもらえば、「二十億光年の孤独」か、この「世間知ラズ」この2冊のどちらかを読むのがいいんじゃないかと思う。 父、谷川徹三が亡くな…

遠吠え is message.

一匹狼には、なれないな。 頑張って一匹羊だな。 あるいは、一匹はぐれ犬。 何の意味があるのかは、わからないけど。

人生アスリート

自分自身を肯定することは、 一生をかけて挑む価値のあるミッションです。

肯定力 by myself

自己承認欲求の闇から抜け出さないと 金持ちには勝てないな。

こだわり on my mind

何かにこだわることは力を生むけれど、 こだわりが、他人への押し付けになってしまったら、自分も周りも不幸だよね。 こだわりに囚われてしまったら、本末転倒です。 こだわりみたいな事を大切にするときは、 それが他人に対する押し付けに転じてないか 自分…

イニエスタ

ブラック企業の上司のように、自分の前髪に期待している夜。 「数が足りてないのはわかってる。 でも1人で10人分くらいの気持ちで頑張ってもらわないと困る」 (我ながら下らないけど、思い付いてしまったので)

物語

<真実>と<物語>の闘いではない 陳腐な物語と 血の通った物語の闘いなのだ特別でなくていい ありふれた物語ならば 磨きあげるのだ 自分の手で 自分だけの物語を そして 安易にそれを語るな語るのは ただ一度だけだ 一生をかけてつかみ取った物語を 一生を…

nothing to lose

nothing to lose と 昔はよく考えた失うものはない だから怖いものはない と 確かにあの頃 何も持っていなかった失うものはなかった(それでも 怖いものはあったけれど) 本当は 何かがほしかったたった ひとつでよかったこれさえあれば 他に何もいらない他…

諦めではなく

何をしていても、違う何かがしたくなる どこにいても、違うどこかにいきたくなる 誰といても、違う誰かに会いたくなる 何を飲んでいても、何を読んでいても、何を書いていても もう人生も半分くらい たぶん、どこにもたどりつかない たぶん、何も成し遂げな…

タイムラグ

君に送ったメッセージが 半日遅れて 今届いたって 本当かな そんな事あるのかな 信じるけど もしかして もっと前に送った 僕としては思い切ったメッセージに 返事がなかったのは もしかして まだ君に届いていないからかな きっと そうかな そうじゃないかな

宣言

僕らがもし 何か一つのことを言うために ここにいるのだとすれば 何か一つのことを 言い続けるために この場所にいるのならば 全ての事は取り返す事ができる と 僕は言おう 全ての間違いは 全ての失ったものは みな 取り返すことができる 何らかの形で でき…

ほろ酔い

遠くから音楽が聞こえてきて しずかな時間が近付いてくる ひとりの部屋で 気持ちの良い お酒を呑んでいる 見えなかった自分や 見えないふりをしてきた事が 浮かび上がってくる いいことも悪いことも してきた いい人ともそうでない人とも 交わってきた 力が…

あの人の道 僕の道

大切な人に教えてもらった事を、大切な人に伝えていく。 ただそれだけの人生を、どれだけ朗らかでハッピーなものにできるか。 やり方は人それぞれ、生き方を選べる人もいれば、否応なく、とらわれてしまう人もいる。突出した才能を抱えて生きる人は特に。 そ…

ネクスト・ワン

ミュージシャンや映画監督が あなたの最高傑作はと問われると答える。 「ネクスト・ワン」 次の作品こそがベストだと。 訳あって禁酒をしているとき、 「いつまで続けるの」と問われると、僕は答える。 「ネクスト・タイム」 次に酒を呑むまでだと。 (4日…

僕にとって

僕にとって お酒を飲むことは 死に近づくこと 酔っ払うことは 少しだけ死ぬこと 泥酔は 死の真ん中の方まで行って でも なんとか帰ってくる いつも たぶん僕は ラッキーなんだと思うし そのラッキーに甘えていたら きっといつか 取り返しがつかないことにな…

伊坂幸太郎「AX」は良い!

なんだか、最近の作品がピンと来なくて離れていた伊坂幸太郎ですが、 「グラスホッパー」シリーズの最新作である今作は最高。 「モダンタイムス」など伊坂作品が得意とする「怖い嫁」をフックにした作風(?)の最高地点です。殺し屋が主人公なのに、最後は…

囚われ

正しさに囚われている 違う 間違わないことに囚われている正しいことは 間違ってないことじゃない 速さに囚われている一分一秒を争って 鍛え上げて速さには 終わりがないから夢中にもなれる しかし 闇雲な速さは失われる速さでもある来週には 誰も覚えてはい…

諦めではなく

何をしていても、違う何かがしたくなる どこにいても、違うどこかにいきたくなる 誰といても、違う誰かに会いたくなる 何を飲んでいても、何を読んでいても、何を書いていても もう人生も半分くらい たぶん、どこにもたどりつかない たぶん、何も成し遂げな…

集団化についての覚書

・集団化すると日本人は強くなる。 しかし強くなった集団は、集団化しない個人や集団内の異分子への排他性を高める。 ・集団化に当たっては、個性や個人的な行動への制限が求められる。 集団に従属する人(集団人と呼ぶ)に対しては集団/組織の論理が個人の…

機会から排除された人々

宮台真司のインタビュー 2年前のものだけど、かなり核心に迫っている。http://lite-ra.com/2014/11/post-601.html