しあさっての方向

本と音楽と酒と詩

ルールとマナー

会社のエントランスには、セキュリティーの人が仁王立ち。

IDカードを首からかけていないと、呼び止めて注意する。

僕は、それが嫌いだからヘッドホンをして聞こえないふりで通過する。

首に何かをかけるのは嫌いだし、仁王立ちして注意する人も嫌いだ。

 

そんな話をすると、言われる。大人気ないと。

「あの人たちも仕事なんだから」と。

 

そうだよな、と思う。

それが問題だよな、と思う。

 

止むを得ず5分だけ駐車した車に切符を切って、事情も聞いてくれない人もいる。

仕事だから、ルールだから仕方ない、

真面目に仕事してるだけだから仕方ない。

それは本当に?

 

ルールは誰が作ったのか

ルールは誰のために作ったのか

ルールやシステムが、どのように自己目的化するか、考えたことがあるのか

そんな危ないものを、何も考えずに扱うことこそが、本当のリスクじゃないのか

 

自分の意見を持たずに、判断することを他人に預けて(楽だから)

ルールに過剰に合わせて執行していく人たちの集まりが、

歴史上何を起こしたのか、学ばなかったの?

 

(もっと色々言いたいけど、今日はここまで)