しあさっての方向

本と音楽と酒と詩

マントラ

子どもの頃、辛い長距離走とかをしている時に僕はひとつの発見をした。

 

あんなに辛くて永遠に続くように思われた苦しみも、終わってしまえば終わる。


それどころか、終わった後から振り返ると苦しかった時間も、なんだか懐かしい思い出のようにすら感じられる!


それならと、僕は思った。


それなら苦しみのさ中でも、未来から振り返るように考えたら、辛さはちょっとは和らぐのではないかと。


色々な苦しみに見舞われた時に、僕は心でつぶやくようになった。


この苦しみもいつかは終わる。

傷つき何かを失ったとしても、終わりさえすれば、それはそれなりの思い出に変わる。

成長の糧にだってできる、かもしれない。


今、思えばハラスメントの合理化みたいな部分もあるけれど、でも誰にも運命の巡りが悪い時はある。


そんな時は、この酷い時をくぐり抜けた未来の自分になって、今の自分にメッセージを送るんだ。


大丈夫、この時期もいつかは終わる。

君はきっと大丈夫になる。

意外となんとかなったな、なんて

少しだけタフになって、また歩き続ける。


Let it be.

ケセラセラ

Everything gonna be all right.

Don’t worry be happy.


ありとあらゆるポジティブな呪文を総動員して、頑張りましょう。