しあさっての方向

本と音楽と酒と詩

ハードルと正解

高いハードルなら目指したいけれど

誰かの正解に合わせるのはつまらない

 


誰かのハードルになるのはいいけれど

誰かの正解にはなりたくない

 


答え合わせしたくなるときはある

基準があれば安心できるのもわかる

 


でもいつかそれ自身が目的になる

間違ってないと

誰かに認めてもらうことが

 


本当は正解なんてなくて

それぞれの答え 

それぞれの問いがあるはずなのに

それを探そうとすることが、答えなのに

 


そして今、答えを期待される立場になってしまった僕は言う

 


「ま、いいんじゃない? 君が良ければ」

 


誰かのハードルにはなるのはいいけれど

誰かの正解にはなりたくない

 


高いハードルなら目指したいけれど

誰かの正解に合わせるのはつまらない