しあさっての方向

本と音楽と酒と詩

仕事を楽しく

たまにバタバタ仕事をしていると「忙しくて大変でしょう」的なことを言われる時がある。
期待される答えは「いやまじで辛すぎ、今月ほぼ休んでないよ」なのかもしれないけど、実はそんなに大変じゃなかったりする。
忙しいことと大変なことは、イコールではない。

少し丁寧に言うと、こういうこと。
自分に主体性のある仕事は、忙しくても辛くはない。あるいは、自分の仕事を自分でコントロールできている時は忙しくても結構楽しい。
(そういう状況にいることばかりではないけれど)

ちょっとしたコツはある。意味もなく辛い仕事との距離。責任感も大事だけど、どうにも意義を感じられない仕事とは距離を取っていい。自分の直感を信じて。
そのうちに、そんな仕事はどこかへ行ってしまう
(どこにも行かなかったら、それは必要な苦労と諦めて向き合おう)

真島昌利も歌ってる。
「70年なら一瞬の夢さ
 やりたくないこと やってる暇はない」

忙しいことを自慢したり 
辛い境遇にいる自分を殊更に嘆いたりするときは、楽しい仕事を見つけられていないだけ
仕事を楽しくすることだって、仕事の一部だ

ときどきそんなことを忘れて
わざと誰かに聞こえるように、ため息をついていたりする

そんな時はさっさと切り上げて
一杯呑んで、漫画でも読んだ方がいい
忙しくても楽しみながら描いた漫画はすぐわかる
ページから光があふれてる