しあさっての方向

本と音楽と酒と詩

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気が付けば、弱さを磨いてきたような人生。
強くてオラオラするよりも、弱くてクヨクヨしてる方がいいと感じながら。
その感じを証明したい気持ちもあるけれど、そこにも罠があるような気もする。

比べる/比べられるから、できるだけ距離を取りたい。
自分の尺度で納得できるだけ頑張りたい。無限に頑張るのは無理。
本当は、しなやかさだけが目標で、それは目指すものじゃなくて、取り戻すもののような気がする。
みな最初に持っていた、自然な状態の自分を。