息子へ

きっと僕よりも幸せな人も、僕よりも不幸せな人もいる
僕がもっと幸せになっても、もっと不幸せになっても

きっと僕よりも立派な人も、僕よりもダメな人もいる
僕がもっと立派になっても、もっとダメになっても

だから
誰かと比べて不安になったり、誰かと比べて惨めな気持ちなったり
そんな事には、本当に意味が無い

誰かと比べて安心したり、誰かと比べて誇らしい気持ちになることも
まったくもって意味が無い

考え方や、感じ方の角度を変えるだけで
そんな事からは自由になれる
ちょっと
ものの見方や、ものごとをとらえる尺度や時間軸を変えるだけで
そんな事からは、絶対に自由になれるはずだ

今、君をとらえて離さない悲しみや憎しみや
色々な感情や執着からも
きっと自由になれる
たとえば
君が命綱のように感じている、それから手を離してみるだけで

怖くはない
君はひとりじゃない　何も失いやしない
（それは嘘だ）
君はひとりだけど　失ったものは帰ってこないけど

どこかに、道はある　
どこかに、扉がある　
自分で自分をくすぐって、笑うことだってできるはず

僕は、それをやる。
君も、どうだろう。

今週のお題「2014年プライベートでやりたいこと」