2014-01-13 長田弘 詩人 「人間は、一つの死体をかついでいる 小さな魂にすぎない」 さよなら、きみのことを ほんとうは何も知らなかった(世界は一冊の本) 静けさをまなばなければいけない。 聴くことをまなばなければいけない。 よい時間でなければ、人生は何だろう?(黙されたことば) 何もすることがないときは、言葉で旅をする。 一冊の本と一杯のコーヒー。 騒がしい街の店のかたすみに座って、一人ぶんの沈黙を探す(私の好きな孤独) 長田弘(1939ー)