しあさっての方向

本と音楽と酒と詩

覚え書き0706

僕がしたいと考えること、考えてきた事は

何か「変だな」って思う事があった時に、
たとえ、他の人達が「全然そんなことないよ」っていう状況でも
「それはおかしい」って言える事。
あるいは
そう言える人を応援する事、育てる事でした。


今度の原発のあれこれは、
そう思い続けてきた自分が、何もできていなかった事、
全然足りなかった事の敗北だったんです。


だから僕は、
みんながみんなで「心をひとつに」って言ってる今の状況に
あまり素直にのる事ができない。


本当は、僕らは一度バラバラになるべきで
そして
バラバラな個性と力を持った人間が一つになる事で
それは力になるんだと思うからです。


福本伸行が「涯」の冒頭で語っていたように)

耳にやさしい言葉や表現には、絶対にウソがある。
「ウソくささ」すら見抜けないなら
僕らは、また欺かれる。
あるいは、無意識のままに欺く側に回る、ような気がします。


自分の立ち位置で、何ができるのか何を変える事ができるのか。

最近は考えています。