しあさっての方向

本と音楽と酒と詩

酔っぱらっていると
好きなものが 集まってくる 僕の周りに

ビールや 焼酎や ウィスキーや
マンガや ロックや パソコンが
僕の周りに集まってきて 僕はいい気分

懐かしい人からメールが届いたり
名勝負のビデオが どこからか出てきて 
熱い気持ちを思い出させてくれたり
僕は不思議な気分

どこか遠い所で 
僕はひとりきりだ
でもさびしくはなく ふわふわとしている

誰でもない自分
明日 死んでしまうかもしれないし
明日 世界は変わるかも知れない
こんな感じ 昔もあったような気がする
そんな気分
 
何も変わっていない 
本当に?
よくわからない
 
もう一杯飲んで
もう少しだけ強いお酒を飲んで
僕は待っている
忘れていた何かが どこからかやってきてくれるのを

隣の部屋から君がきて
もう寝ようと言う
それもそうかと
僕は思う
 
おやすみなさい 
さようなら