しあさっての方向

本と音楽と酒と詩

ふたり

一緒に寝る事は出来ても
 一緒に眠る事はできない
 
君と僕のどちらかが 必ず先に眠ってしまって 
 君と僕のどちらかが 必ずさびしい
 
二人でいるのに
 一人っきりの夜を送る どちらかが必ず
 
二人でいるのに 二人で寝ているのに 
 どちらかが 必ずさびしい
 
 
だから僕ら 出来るだけ疲れようよ
 一人が取り残されても すぐに後を追えるように
 
二人で協力して
 出来るだけ 疲れようよ