しあさっての方向

本と音楽と酒と詩

時事

ままならない心

なんでこんなに腹が立つのか なんでこんなにイライラするのか なんで寛容になれる時と そうでない時があるのか 空腹も関係ある 天候も関係ある 体調も関係ある もちろん自分の性格や でも、それだけじゃない なんで必要のない劣等感を感じてしまうのか なん…

八月

昔も書いた気がするけれど、僕は戦争に反対の立場。絶対的に。戦場に行きたくないし、行かせたくない。自分も家族も仲間も、誰も。 死にたくないから、ではない。 殺したくないから、だ。 戦争で死ぬことより、戦争で殺す方が地獄だ。 息子が死ぬことよりも…

FIGHT THE POWER

‪夜中の三ツ目通りを歩きながら考えていた。‬‪今日、起きたこと。そして明日、起きるかもしれないことを。‬ ‪僕は音楽に、文学に、漫画に、映画に、(つまりアートに)自分自身を揺さぶられるような衝撃を受けてきた。‬その中には、自分の未熟さや醜さを突き…

ポピュリスト

ポピュリストの正確な意味はわからないけど、ポピュリストを求めてしまう気持ちはわかる。 それはきっと「清志郎が今、生きていたら」と願う気持ちに似ている。 正しいカリスマを求める気持ち。冒険のリスクを誰かに託したい気持ち。安全だとわかったら付い…

さよなら4月

平成が始まった年に、僕は高校2年生でした。井上陽水のCMが叩かれたのが、平成の始まりの出来事で、平成はつまり「自粛の時代」だったって誰かが言ってたけれど、本当にそう思います。 その時代の最後に、石野卓球がひとりで風穴を開けた意味はとてつもなく…

ルールとマナー

会社のエントランスには、セキュリティーの人が仁王立ち。 IDカードを首からかけていないと、呼び止めて注意する。 僕は、それが嫌いだからヘッドホンをして聞こえないふりで通過する。 首に何かをかけるのは嫌いだし、仁王立ちして注意する人も嫌いだ。 そ…

sin-jidai

新たなものに期待したり、歓迎する気持ちの中には 何かを過去のものにしたい、無かったことにしたい気持ちが混ざっている。 もうそれは、平成のことだからと。 (新しい時代は、自分たちで作るものだよね)

お疲れ イチロー

団体競技の中で、個人競技をしているような人でした。名言はたくさんあるけれど、モノローグのように自分自身と対話しているような言葉が多く孤高でもあるけれど、何か一人で輪から外れていくような不器用さも感じていました。 そこらへんの所を聞いてみたい…

nothing gonna change.

失敗した仲間に言うことは、いつでも同じ。 何も失われない。あるいは。失敗で失われるものもあるけど、それは取り返すことができる。 取り返せないものはない。むしろ、僕らはそれを伝えるためにここにいる。一つの失敗で取り返せないものは、もともと自分…

物語

<真実>と<物語>の闘いではない 陳腐な物語と 血の通った物語の闘いなのだ特別でなくていい ありふれた物語ならば 磨きあげるのだ 自分の手で 自分だけの物語を そして 安易にそれを語るな語るのは ただ一度だけだ 一生をかけてつかみ取った物語を 一生を…

囚われ

正しさに囚われている 違う 間違わないことに囚われている正しいことは 間違ってないことじゃない 速さに囚われている一分一秒を争って 鍛え上げて速さには 終わりがないから夢中にもなれる しかし 闇雲な速さは失われる速さでもある来週には 誰も覚えてはい…

集団化についての覚書

・集団化すると日本人は強くなる。 しかし強くなった集団は、集団化しない個人や集団内の異分子への排他性を高める。 ・集団化に当たっては、個性や個人的な行動への制限が求められる。 集団に従属する人(集団人と呼ぶ)に対しては集団/組織の論理が個人の…

システム

人の心をコントロールしようとするやり方が嫌いだ。 人の心はコントロールできる、という考え方が嫌いだ。効率的である事を、最上の価値とする仕事のあり方。 知性らしきものを傾注して、自ら優秀な部品となり、他人にもそうある事を求める。そういうシステ…

覚え書き

たとえば僕がタレントか何かで、仕事が少なくて困っていたとして。 そこにサラ金のCMの仕事が来たら、僕は断るだろうか? その仕事を受けないと困る人がいて、僕は求められている。僕はどうするだろうか?サラ金の危険やマイナス面は伝えずに、お金と才能を…

目指すのは多様性だ

答えは一つじゃないという事を言う為に 僕はここにいる。やり方は一つだけじゃないという事を伝える為に 僕はここにきた。どんな人生だって、楽しくやれるはずだ。 少しだけ見方を変えれば 少しだけ考え方を変えれば抜け道は、どこかにある。アイデアとユー…